来月は中学生のシングルス大会が開催されるということで、
今月は初めてシングルスに向けた練習内容をレッスンに取り入れました。
■オープンスタンスの習得
シングルスを戦ううえで、まずできなければいけないのはオープンスタンス。
癖とは本当に厄介で、いつもダブルスで「強い球を打て!」と言われていると平行あるいはクローズスタンスが自然と癖づいてしまうんですよね。



シングルスでは、上の図のうちオープンスタンスを多用します。
理由は「中央に早く戻れる」から。
■実際の練習メニュー
【ため打ち】
上半身を捻って戻す力を培います。
【右足けんけん1本打ち】
右足を軸にして手出し一本打ち
【5本打ち】
ネット越しに球出しで後衛の基本練習をオープンスタンスで実践。
⇒クロス、センター、ショートクロス、振りロブ、チャンスボール
まずはこの3種類の練習をミスなくできるようになれば、準備完了!
■シングルスをやるなら、ボレーもできた方がいい
ある程度のレベルまでは、ストロークさえできれば勝つことができます。
ただストロークのレベルが同じくらいの相手だと、どちらかがミスをするまで永遠にラリー勝負になり体力の消耗が激しくなります。さらに相手のラリー力が上の場合、今度は自分だけが走らされている気分になってしまうものです。

黒がベースラインから打てる角度、
赤がサービスライン内から打てる角度。
より広範囲を攻められるネット前のプレーを大事に使っていきましょう。
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